先日医師会の学術講演会がありました。

内容はこの時期から重要度、頻度が上がる熱中症です。

講師は熱中症の領域の権威である昭和大学救急医学教室の三宅康史先生です。

熱中症の頻度、治療に対する概念、対処方法など大変に勉強になりました。

 

キーワードはFIRE。熱い?暑い?のに、と思いますが、

熱中症が疑われたら、水分補給(Fluid)して、冷やす(Ice)、ゆっくり休ませる(Rest)、それでもやばい時は救急車を(Emergency call)!

ということです。当たり前のことが重要ということですね。

 

部活や肉体労働でも、新人さんがなりやすい、というのも特徴です。

”ちょっと休ませて”が言えないためとのこと。

先輩や上司に当たる方は十分に気をつけましょう。

さいとう内科クリニック