市内の桜は満開で、すっかり春らしくなりました。

3月25日、所沢市および医師会からの依頼で主任ケアマネージャー講習会の講師をしてきました。

国が推進している在宅での看取りにおいてケアマネージャーとの連携は必須で、そこで必要な事は情報共有です。

所沢市医師会ではインターネットを使った情報システム「絆ネットところざわ」を用いて、患者さん、ご家族の情報を医療職間で共有しています。訪問医、訪問看護ステーションは比較的参加が多いのですが、ケアマネージャーの参加が少ないのが現在の課題です。

講義では情報共有の必要性について、アドバンスド・ケア・プランニング(ACP)、DNARなどと絡めてお話してきました。

患者さんやご家族の考えや意思を少しでも多く知ることが、安心な終末期、看取りにつながると思います。今後多くのケアマネージャーの皆さんが参加して、より良い連携が出来ることを期待しています。

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さいとう内科クリニック