昨日、医師会の小児科医会主催で下記の講演会がありました。

 ”次世代ワクチンとしての経鼻インフルエンザワクチン”
 ”国立感染症研究所 感染病理部 長谷川 英樹先生”

 経鼻ワクチンについてはすでに新聞やテレビなどでも報道はされていますが、大変に興味深い内容で、勉強になりました。
 いわゆる季節性インフルエンザと鳥インフルエンザの違いから、現行のワクチンの問題点、更に新しいタイプの経鼻ワクチンの有効性などを、非常にわかりやすく教えて頂きました。
 経鼻ワクチンとは、鼻づまりの時に使う点鼻薬のようなタイプの薬で、もちろん痛くありません。更に、今のワクチンのような、当たり外れ、が少なく、また、多くのヒトが未知の感染症であるH5N1鳥インフルエンザなどにも対応可能であるとのこと。
 季節性インフルエンザと言っても、年間10000人が亡くなるとのことで、決して軽く見ることは出来ません。早期の実用化が待たれるところです。

さいとう内科クリニック