昨日は所沢医師会が主催する"エボラウイルス症とデング熱について"の学術講演会がありました。
(エボラ出血熱は出血症状が2割弱で、それが典型的とは限らないので、今後はエボラウィルス症と呼ぶそうです)

国内にいる限り、エボラウイルス症に罹ることは考えにくいでしょうが、医療機関は渡航歴のある方に接する可能性もあるので注意が必要かも知れません。また、本日の時点ですが、アメリカで感染者が2名確認されており、今後さらなるアウトブレイクを来さないことを願っています。

デング熱は蚊が媒介するために、そろそろ今季のピークは終息するであろうとのことでした。でも、東南アジアなど熱帯地域には大変にありふれた病気であり、これからも注意が必要とのことです。

演者は私の大学の先輩である防衛医科大学校教授の川名明彦先生。大変にわかりやすいご講演で、とても勉強になりました。

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さいとう内科クリニック